レジ袋

最近、エコ的な活動がだんだんと浸透してますよね。


いろいろありますが、その中で代表的なのが、スーパーのレジ袋削減の活動。僕も最近はレジ袋をもらわなくなりました。まあ僕の場合は、以前からどんどん家にたまっていくレジ袋がうっとうしくて、それでいてそのレジ袋は店から家に持って帰るためだけにしか使われず、なんとかゴミを出すときなんかに使っても増えるスピードの方が断然速くて嫌だったんですよね。それでも生まれたときから、スーパーではレジ袋を必ず出されていた僕は、レジ袋を拒否することを思いつかなかったんですよね。


巷では、レジ袋を有料にしたり、エコバッグを売り出したりしてますが、僕は家にあった適当な大きさのカバンを持っていつもスーパーに行きます。わざわざスーパーで買った食材を入れるために新しくカバンを買うというのがよく理解できないし、もったいないので。そしていつもそのカバンに、かつてもらって家にいっぱい溜まっているレジ袋を入れていきます。買ったものがカバンに入りきらないことも多いのです。大体、エコバッグなんて買わなくても、もらったレジ袋を何回か使えばいいんですよね。10回以上は軽く使えますよ。


こうして僕の家にレジ袋が溜まらなくなったかというとそうでもありません。レジ袋を拒否する手前までに、いろいろ袋が使われているからです。


たとえばイカの塩辛を買ったとき。


塩辛は厚めのナイロンの袋に入れられていて、それでもう十分なのですが、その塩辛の袋が発泡スチロールのトレイに乗せられ、二重にラップをかけられた上、レジで小さいナイロン袋に入れられます。この小さいナイロン袋が溜まるのです。生肉や鮮魚を買ったときは大体こんな感じですね。


一回のレジで何度も何度も「袋要りません」「袋要りません」というのはかなりしんどいんですけど、僕は頑張って言ってました。あるときは、お金を払おうと財布を見ているときにナイロン袋に入れられてしまったので、袋から出して「袋要りません」とナイロン袋を返したら「せっかく袋に入れたのに、面倒なことをするな!」と言わんばかりにお姉さんに睨まれたこともありました。でもなんとか袋を拒否しています。


生肉や鮮魚を買ったときの小さいナイロン袋は、もちろん肉や魚の汁が垂れないようにということなのでしょうが、僕の場合スーパーから家まで5分とかからないし、汁が漏れたことは一度もありませんでした。そもそも汁がこぼれてしまったとしても、僕の使ってるカバンはどうなってもいいカバンなので全然構わないのです。


しかし先日、カバンの中に入れていたものがべっとりと油っぽくなっていることに気付きました。犯人を探した結果、新物の北海道産サンマに行き着きました。サンマというのはダツやサヨリの仲間で、細長くて口が尖がっています。だから扱いを間違えるとラップを突き破ってしまうことがあるのです。そういうことを知らないレジの人が扱うと事故が起こるのです。


ということで、僕はカバンを丸洗いすることにして洗濯機に入れて普通に洗いました。が、もともと古くなっていた僕のカバン君は、初体験の洗濯機の中の環境に耐えられなかったらしく、いろんなところが破損してしまいました。僕のどうなってもいいカバンが本当にどうにかなってしまいました…。


でも僕は負けません。レジ係とのバトルは続く…。