枕カバーを作ろう #03

枕カバーを作ろう #02 - 日記


今日押入れの布団を整理していたら、使われていない枕カバーが出てきました。ということで…


「枕カバーを作ろう」終結


でも、僕のやったことは無駄でないと思ってます。ちゃんと教訓が得られました。


枕カバーがないからといって買うのではなく作るということは、お金の節約になるだけでなく、もう不要と思われた使われていないパジャマの再生もすることができました。


最近はちょっと前と違って共働きが増えました。物は値上がりするけど給料は減る…そんな世の中だから当然かもしれませんが、子供が保育園などに預けられて親子が一緒に過ごす時間が減るなどデメリットもたくさんあります。そんな今、主フ(主婦or主夫)を見直す必要があるのではないでしょうか。


主フというのは働きもせず、家にいられて上司もいないし楽だと思ってる人もいると思います。特に中高年はその傾向が高いように思います。僕の知り合いで、ある企業の役職を歴任し、人徳者としても知られ、夫婦仲も良く理想の夫と思われていた人が、高齢のため認知症の症状が出てき始めたそうです。奥さんは献身的に世話をしてたそうですが、あるとき無理を言われて困っていると、夫に言われたそうです。「今まで何のために食わしてきたと思ってるんや!」


表面的には良い夫でも、心の底では奥さんをそんな風に思っていたのですね。妻は食わしてもらってる身…本音を聞いた奥さんは、今までの生活は何だったんだと悲しんだそうです。そういう男の人って多いと思います。


でも大きな誤解があります。外で働くということはお金を稼ぐことであり、お金でたいていのものは買えます。確かにいくら主フを頑張ってもティッシュ1枚買うことはできません。だけど、主フがやっていること…例えば代表的なものなら、料理、洗濯、掃除、育児など、人に頼んだらすごくお金がかかります。外で働くことがお金をプラスすることなら、主フはお金のマイナスを減らす仕事ですよね。家で働いてるわけです。


ごはんは外食か買ってきたもの、汚れたらすぐクリーニングに出し、壊れたらすぐ買い換える…こうしたことで増える支出を上回るから主フをせずに働くことを選択するんでしょうが、もったいないこととか矛盾も多いと思います。飲食店で働くために家で料理を作ることができなくて、子供に冷凍食品を食べさせたりしてる人とか、なんかおかしな感じがしますよね。外食は作るのと比べてすごく高くつくし、残ったものは全部捨てるしかない。他にも家にいたら減らせる支出っていっぱいあると思います。何でも買って来たらゴミも増えるし、環境にも良くないです。家庭環境も。


テレビで、二人の若者が意見を交わす番組がやってました。一人はベンチャー企業を立ち上げて自分の可能性にかけようとする男性で、一人は家業を継いで家に残った女性。男性は、夢を追い求めてビッグにならなきゃダメだと豪語し、なぜ勝負しないんだと攻め立てます。男性は一人暮らしの高齢者に対するサービスを手がけるビジネスで少し成功し始めて自信をつけていたみたいですが、女性が「あなたの両親はどうしてるのか」と聞いたところ、男性は「最近会っていない」と答えました。自分の親を大切にも出来ない人が本当の意味で一人暮らしの高齢者の気持ちがわかるのかと問われ、男性はうまく答えることができませんでした。女性は、親と暮らしながらできる今の仕事を誇りに思うと言っていました。


何が正しいかは人それぞれで、家にいることがいいことと一概には言えませんが、もっと見直すべきことっていっぱいあると思います。