ただ、君を愛してる

ただ、君を愛してる」を見ました。


映画はあんまり見ないし、特に恋愛映画は苦手なのですが、これは来ました。たまたま録画してあって、珍しく朝早く目が覚めたので、まだ暗いうちから見てたのですが、なんというか…来ました。ちょっと今まだ余韻が残って他のことをやる気が起こりません。


チラッと予告で見た宮崎あおいがかわいかったのと、オダギリジョー清木場俊介と並んで三大イケメンだと思っている玉木宏が主演だったのとでなんとなく録画して、暇なときに見ようと思ってました。


僕が見ようと思う映画は、たぶんかなり限定されてます。登場人物が少なくて、舞台が頻繁に変わったりしない、静かな日本の映画が好きです。次から次へといろんな人が登場し、コロコロ舞台が変わり、ことあるごとに銃撃戦が始まるような洋画が一番嫌いです。まあ食わず嫌いはいけないからたまにはそういうのを見るのもいいんでしょうけど、誘われたりしない限りはたぶん見ないでしょうねぇ。


今までにも、何かを見た後そこから抜け出せず、しばらくやる気がなくなることはありました。一番激しかったのは天空の城ラピュタ


高校生のとき、テレビでやってるのを途中から見て、終了後放心状態みたいになりました。次の日学校に行って、友達に「天空の城ラピュタすごい!」と熱を込めて語りましたが、既に当時ラピュタが上映されてからかなりの年月が経っていたため、「おまえ、見たことなかったのか」的な反応をされ僕は不満でした。授業中も窓の外を眺め、空の雲を見て「あの雲の中にラピュタがあるかも」と思って勉強に身が入らず、復活するのに1週間くらいかかりました。友達で、親に連れられ子供の頃にラピュタを映画館で見たという人がいて、なんて幸せな人なんだろうと思いました。うちには家族で映画を見に行く文化はありませんでした…。


他にも、めぞん一刻の最終回とか、名もないドキュメント番組とか…あとちょっと違うけど、田舎のおばあちゃんの家に遊びに行って、家に帰ってきた後に突然似たような感じに襲われ泣き出したこともありました。これって変わってるんでしょうか、それとも誰でもあることなんでしょうか。


ま、今日はレトルトカレーでも食べて、早めに寝ることにします。