God Save the Queen
僕は言語を一つしか話すことができません。世の中には二つ以上の言語を操る人もいますが、かっこいいなと思うことがあります。でも今から別の言語を完璧に話せるようになるのはなかなかですよね。
英国旗が変更されるかもしれないというニュースを聞きました。
イギリスは正式名称 The United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland(グレートブリテンおよび北部アイルランド連合王国)。要するに複数の国が連合してます。イングランドとスコットランドとウェールズと北アイルランドの4つ。国旗を作った当時、ウェールズは早くからイングランドに併合された状態だったらしく、ウェールズ以外の国旗を組み合わせて作られたのがお馴染みのイギリス国旗です。でも現在の状況を考えるとウェールズが入ってないのはおかしいという声が上がってるのだそうです。複雑な事情がありますね〜。それともう一つ。
英国歌が変更されるかもしれないというニュースを聞きました。
イギリス国歌は God Save the Queen 。この歌詞の中に、反スコットランド的な内容が含まれているとか。調べてみると…
May he sedition hush,
And like a torrent rush,
Rebellious Scots to crush.
歌の最後の方にありました。今は連合を組んでますけど、戦争をして併合した歴史があるんですね。まあイギリスに限らず世界中にそんな国はたくさんありますけど。
僕はサッカーをよく見るのでいろんな国の国歌を聴いたことがあります。God Save the Queen はイングランド代表が歌ってるのでよく知ってますが、この部分の歌詞は知りませんでした。結構長い歌で、サッカーなんかでは1節しか歌わないんです。その部分はこんな感じ。
God save our gracious Queen,
Long live our noble Queen,
God save the Queen:
Send her victorious,
Happy and glorious,
Long to reign over us;
God save the Queen.
God Save the Queen は、フランスの La Marseillaise と並んで好きな国歌です。God とか Queen とか縁のないものが出てくるし、意味はどうでもいいんですが、イングランド代表が胸を張り、観客と一体になってスタジアムに響いてるのを見ると、なんかすごくかっこよく思えるのです。歌詞を見てると歌いたくなってきました。
ということで、MIDIをダウンロードして練習することにしました。
これから試合をするような気分で、スタジアムにいるつもりで、胸を張って熱唱します。歌の練習をするなんて中学校以来です。「Long to reign over us」のところが難しいのですが、ここが一番盛り上がるところ。何回もリピートして練習してると、とうとう歌えるようになりました。なんだかわからないけどとてもいい気分になりました。せっかく歌えるようになったので、どこかでベッカムとかと一緒に歌う機会を窺いたいと思います。