おいしいパン

エネルギーの源、炭水化物。僕は米からとるのが好きです。古来から日本人は米を主食にしてきたので不思議なことではないですよね。


日本人が食べる炭水化物のおそらく第二位に来ると思われる小麦については、ポピュラーなのはパンですが、米かパンかを選択できるときには、やっぱり米を選択することが多いです。でも、米か「おいしいパン」かを選択できるときは、「おいしいパン」を選択することが多くなります。


僕がおいしいと思うパンに出会うことはあまりないのですが、神戸屋のパンは好きです。近くで売ってるところがないので、梅田や新大阪で見かけるとつい買ってしまいます。新幹線の中で食べることもあるし、家に持って帰ることもあります。


先日たまたま梅田で買って帰った神戸屋のパンを家で食べていたときのこと。


僕は食事をするときってテレビを見てることが多いのですが、面白い番組がなかったので普通に食べてました。なんとなく目につくのはパンの入っていた袋。賞味期限とか製造年月日とかを見てるときに、見覚えのある文字列を発見しました。それは製造場所。うちの住所とほとんど同じです。


そう言えば…うちのすぐ近くに神戸屋の工場があるんだった。


でもこれってなんか理不尽。僕が食べる神戸屋のパンは、僕の家のすぐ近くで作られ、そのまま僕の家に運ばれればよいものを、いったん街中まで運ばれ、僕は街中まで行って買ってきた後、家に持ち帰って食べるのです。


なんとかならないものでしょうか。すぐそこにおいしいパンがあるのに。


あーでもこれって僕の住んでる場所の宿命かもしれません。家から電車が見えるのに、最寄り駅まで線路沿いに歩かなきゃならないし、東京から新幹線で帰って来た時も、見えてる自分のマンションをいったん通過してしまうし。


そう言えばあるマグロ漁師が、捕ったマグロは全部築地に出荷するから自分で捕ったマグロを食べることなんて滅多にないって言ってました。


…また街まで買いに行こ。